この間せっかくお越しいただいたお客様には大変申し訳なく、お詫び申し上げます。

 

しばらく前、初雪が降った東京でコロコロ滑る人たちのニュースを、

半分バカにしながら見ていた私でしたが、お恥ずかしい‥。

 

１月２６日の朝、店に向かう途中で郵便局に立ち寄り、振込み手続きをした後で

郵便局の階段を降りたとき、凍結していた階段で足を滑らせ、おもいっきり階段の縁に

背中と腰をぶつけてしまったのです。

体を起こそうとしましたが腰に激痛が走り、しばらく立ち上がれませんでした。

 

必死の思いで駐車場まで辿りつき、うめき声を上げながら車に乗り込み近くの市立病院まで。

病院の駐車場で再び「アー」とか「ウー」とか言いながら車を降り、１０ｃｍほどの歩幅で

５分以上かけて受付へ。

痛みをこらえながら２時間以上待って、やっと整形外科で診てもらいました。

レントゲンで見る限り骨には異常が無いとのことで、痛み止めの薬をもらって来ました。

 

ところが、４日経っても痛みは治まらず、特に寝返りを打ったり起き上がるときには、

情けないことに唸り声とため息の連続です。

 

５日目には違う専門医院に行ってみました。

触診とレントゲンの結果、３番目の腰椎の隙間が少し狭くなっており、転倒時の衝撃で圧迫され炎症を起こし、体をねじったときに神経が刺激され激痛が起きるのだろう、という診断でした。

患部周辺に痛みを抑えるブロック注射（チクッという程度）を３本打たれました。

一時的に痛みは緩和されますが、時間が経つと効果が薄れ、昨晩も唸りながら寝返りを打ち夜を明かしました。

 

１週間もあれば良くなるだろうと思っていましたが、改善が見られません。

顔をしかめて痛みに堪えながら、ソロリソロリと珈琲をお持ちしても、

お客様には薄気味悪いと思われるのが関の山です。

 

２月になってしまいましたが、もう少し安静にしていなければならない状況です。

お客様にはご迷惑をおかけしておりますが、営業再開までもうしばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

 

なお、営業再開の目処が立った時点で、このブログでお知らせをするつもりです。

これからも積雪が続き厳しい冬になりますが、皆様も雪道での転倒には十分お気をつけください。

 

 

 

紙月書房